特別養護老人ホームフランセーズ悠こうしょくBlog

施設の置かれている市内の山々も少しずつ紅葉の衣をまとい始めました。日一日と日暮れが駆け足となっておりますが秋の夜長いかがお過ごしでしょうか。今月もデイサービスのご様子をお伝え致します。

1.１０月の喫茶「およりなして」












今月は先月施設で収穫されたサツマイモでスイートポテトを手作り致しました。
御利用者様はふかしたサツマイモと卵と牛乳とバターを入れた素地を手のひらに取って、お芋の形に思い思いに整え、アルミカップにひとつずつのせ、刷毛で卵白を塗りました。
オーブンでゆっくり加熱していくと、徐々にスイートポテトの甘い香りが立ち上り、つやつやと黄金色に輝き始め完成。焼き上がりを待ちながら調理した地元産信州リンゴのスライスやふかし芋と一緒においしくいただきました。心もおなかも大満足！大成功でした。

2.手から生まれる「温かさ」

デイサービスの職員の知恵をフルに出し合い、ハンドメイド作品の会を開催致しました。
「行灯の会」「ランチョンマット縫物の会」「絞り染めの会」「オシャレ箱作りの会」
の４つの会です。












ランチョンマット制作中「針目に糸が通らないのー」と職員があたふたしていると、「どれどれ」とスーッと縫い糸を通されたり、「縫物するときは三つ折りにしたときに「わ」を上にしてから縫うのよ」と教えていただきました。
布を輪ゴムで絞る時にはとなりの席のご利用者様どおしで協力しあったり、
あたたかい日差しの広がるホールで時々うたた寝されたりとほほえましい場面が見られました。












そしていよいよ絞り染め。茜色・水色・青紫色の３色を選定。布がゆっくりと色濃く変化していく様をご利用者様と眺め、時間をおいてから輪ゴムをはずすと、白地に模様が浮かび、美しく染めあがりました。
「出来たね。」「花が咲いたみたいにうまく模様がついたわね。」良かったですね。













先月から取り組んでいる「行灯」と「オシャレ箱」は和紙をふんだんに使い、木の葉やすかし柄をちりばめた品のある作品となりました。
ご利用者様が今まで生きてこられた中で身に着けて来られた知恵と技術を用い、作り出された作品はどれも温かみにあふれ、ふと手や足をとめて見入って
しまいました。

3.秋祭り







秋祭りに向け、各棟で看板作りを行いましたが、デイサービスは「おはぎ」を担当しました。
靴下の中に綿を詰めて形にした所に、細かくカットした毛糸をボンドで衣のように貼り付け、
ゴマとあんこのおはぎを作りました。なかなかのアイデアですよね・・・（笑）。
看板を吊り下げてお祭りの朝おはぎが落下してしまうハプニングがありましたが、すぐ修正し、
無事に事なきを得ました。

前項で紹介したハンドメイド作品は秋祭りを含め１１月の中旬まで施設玄関に展示しております。
こちらにお越しの際、お気軽にご覧になっていただけると幸いです。

１１月の扉はもうすぐですね。小さなデイサービスですが、これからもご利用者様と共に楽しみや喜びを増やしてまいりたいと思います。
ブログをご覧の皆様、くれぐれもお体ご自愛下さいませ。

10月に入り朝晩と冷え込み厳しくなってきた季節となりました。

今月のおやつクラブは秋の食材を使った゛プリンアラモード゛と゛スイートポテト゛を作りました







職員にもお手伝い頂きながら
　　　皆さん真剣に一生懸命されて　　　　　　　　　　　　　　　　　おりました。
















こちらもさつまいもを使ったスイーツ！
さつまいもの甘さがとても美味しそうでした

誰か¨ジャガイモ゛と勘違いして食べていらっしゃった御利用者様がいたりいなかったり・・・でも美味しいから満足されておりました。


これから気温もグッと寒くなってきて体調管理が難しくなってきますが体調には気を付けてまた季節を感じていただけるようにお過ごし頂ければと思います。

～１０月の栄養室～

　山の木々の葉も少しずつ秋色めいてきました。
海沿いのあたりは台風による塩害で木が枯れてしまったという話も聞きますが、季節は冬に向かっているようです。１０月もあっという間にもう後半ですね。
　１０月２８日（日）は施設内で秋の収穫祭・秋祭りが催されます。治田小の金管バンドの演奏や、おはぎ・おでん・ラーメン・カレー・たい焼き・お好み焼き・豚汁・わたあめ・アイスクリームなどの屋台も出ますので、是非足を運んで下さい

　さて、１０月は松茸ごはんのメニューで皆様に秋を感じて頂きました。

・松茸ごはん
・すまし汁
・金目鯛の幽庵焼き
・玉子豆腐
・フルーツサラダ


　




　喫茶












五平餅とりんごゼリー、薄皮まんじゅうと水羊羹、わらび餅とぶどうゼリー、人参ケーキとミルクティーゼリー
手作りおやつでほっこりしていただきました

居酒屋『杏』

・栗ごはん
・豚汁
・ぶり大根
・ほうれん草和え物
・枝豆
・柿
　　ビールや日本酒、甘酒、梅酒など、皆様のお好みの飲み物で秋の味覚をいただきました
普段食事にあまり興味を示さないご利用者様も、雰囲気を変えることで自身で手をのばしてご飯を召し上がるのをみて職員もとてもうれしく思っております。こういった時間を大切にして、皆様に少しでもいい笑顔をして頂きたいと、職員一同頑張って参ります

　来月は、秋の寿司イベントも催される予定です

　９月ききょう棟のご様子です。

日曜日の特別メニュー、ラーメンでした、皆様とてもおいしそうに召し上がってくださりました。









10月の秋祭りに使う香り袋を皆様に作って頂きました。皆様手先が器用だったようで、とても上手に
作って頂きました。








～個別ケア～

①本が好きなご利用者様と一緒に、図書館に算数のお勉強に行ってきました。楽しそうに問題を解かれていて、施設に帰ってきてからも図書館から借りてきた本を読まれてました。








②足湯に入って日々の疲れを癒して頂きました。帰ってきてからもとても喜ばれていました。









9月は個別ケアや行事もあり御利用者様にも楽しんで頂けました。
今月の出来事のほんの一部ではございますが、来月も楽しんで頂けるようにしたいと思います。

9月26日に、今年2回目の防災訓練を行いました。今回の訓練は夜間の火災を想定して実施しました。
この避難訓練には千曲坂城消防署から2名、粟佐区から38名、施設職員28名が参加し約70名で
訓練を行いました。








　訓練の前には職員が車いす・リクライニングの
使い方を説明しました。その後消防署の方には
担架等の移動手段の無い状況での誘導のやり方を
いくつか実践して頂きました。









　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

訓練は地域の方・職員が、模擬の利用者様と避難誘導役に分かれて、初期消火から消防署等への通報、避難誘導を行いました。当日は外が雨でしたので室内のみの訓練でした。模擬利用者役はほとんど歩行での避難でしたので、実際に御利用者様を避難するのはかなりの時間が必要だと感じました。








訓練終了後には、消防署の方・粟佐区長より総評を頂きました。
　
　今回は火災の想定でしたが、8月、9月と各地で大雨・地震が発生してますのでそれらの災害を　　　想定した訓練も今後は検討していきたいと思います。