１２月を迎え、寒気とともに施設周辺も白銀の世界へと一変致しました。
激動の２０２０年が年の瀬を迎える今、新型コロナウイルス感染予防への長期ご協力を頂きながら
お陰様でデイサービスが途切れず提供出来ましたこと、この場をお借りし、心よりお礼申し上げます。
１年間どうもありがとうございました。１２月のご様子をお伝え致します。
1. 野沢菜漬け
霜にあたった地元の野沢菜を、ご利用者様と職員とで野沢菜漬けに致しました。
近頃は庭先で近所中が野沢菜を漬ける光景も少なくなりましたね。
ザクザクと手際よく包丁で切りながら、幼い頃の思い出話が聞かれたり、
「野沢菜もっと切ってもいいわよ。」と明るいひと声もあり、
そして用意された桶に塩昆布と塩を入れて漬けました。
数日していただくと、葉の色の綺麗さとすっきりした味の仕上がりに、
大変喜んでいただけました。
2.ポインセチア満開
ご利用者様と職員とで、冬の制作としてポインセチアの壁飾りを数多く完成出来ました。
クリスマスシーズンに合わせてパネルにすると、
赤を基調にした優しい作品がホールを引き立たせました。
「私の作った飾り、あったわ。」
「もうちょっと花びらを増やしても良かったかな。」
「本物もいいけどこんなに集まると綺麗だなあ。」
とご利用者様からいろいろな感想が聞かれました。
3.今年も完成！クリスマスリース
今年も施設で採れたサツマイモのツルを用いて、クリスマスリースを制作致しました。
今回はラメの付いたテープや麻紐に、鈴とリボンの飾りをアクセントで使いました。
ご利用者様は協力しながら何日にも渡り、ティータイムの中で制作を進められました。
窓の外の雪とクリスマスリース、自然の造形美が感じられました。
制作に携わって下さったご利用者様、どうもありがとうございました。
4.ハッピーメリークリスマス
１２月２３日「喫茶およりなして」でのクリスマスケーキ作りは、調理開始から感激一色でした。
生クリームを交代で泡立てたり、いちご・キウイ・桃のフルーツをカットしたり、
スポンジをデコレーションする時は、
「イチゴはここにものせた方が綺麗よ。」
「もっと沢山のせちゃおうよ。」
「おいしくなってきたわね、ふふふ。」ともう笑顔一杯でした。
ほんのり甘い、元気の出るクリスマスケーキが完成。
ティータイムにはシャンメリーと一緒に召し上がりました。
普段はもの静かなご利用者様が、お帰り前に
「今日のケーキ美味しかった！」と嬉しそうにおっしゃったのが印象深かったです。
ハッピーな時間にメリークリスマス！
5.干支の飾り制作
来年は丑年ですね。日本古来の赤べこを図案に、壁飾りを制作致しました。
色紙を細かくしたちぎり絵、そして色鉛筆やマジックを使い塗り絵。
最後にはお好きな千代紙で包んだ台紙に張り合わせました。
筆まめな職員が心こめて２０２１年と丑のロゴを書き入れ、完成。
年末には大事にご自宅に持ち帰られました。
来年も、ご利用者様がどうぞ幸せでありますようにお祈り申し上げます。
ブログをご覧の皆様、ご利用者様、ご家族様、あらためまして１年間お世話になりました。
身近な暮らしのひとコマに、デイサービスでの時間がこれからも刻まれますように、
来年も健康に留意し心あたたまるようなサービスの提供に努めてまいりたいと存じます。
皆様どうぞ良いお年をお迎え下さいませ。
