2021年10月
10月は別名「神無月」と言い、古来、八百万(やおよろず)の神々が出雲大社に参集する尊い月
だそうです。
信州の秋の夜長、先日天を仰ぎみれば、芋名月(十五夜)を見ることが出来ました。
私達が体験しているこのコロナ禍の生活が元に戻るよう、願わずにはいられませんでした。
今月のご様子をお伝え致します。
1.野菜を育てよう~サツマイモの収穫~
秋雨前線が通り過ぎた雨上がりの午後、「2021年秋 サツマイモ収穫の会」が行われました。
農業経験豊富な職員により、畑を覆い尽くしたイモの葉を取り、慎重に畝を掘り起こしましたが...
「出てこない!」全然イモがみえてこない、あれー?」「もうどうしよう。」
あきらめかけたその時。「おお!あるよ!サツマイモあったわー!!」
みごとに形の整ったサツマイモが、おかげさまで沢山収穫出来ました。
掘り起こす途中で、畑からなんともかわいい子ネズミが登場。これには職員もドッキリ、びっくりで、
みんなで大笑いしてしまいました。
今年も大成功!!皆さんありがとうございました。



2.秋の味覚 これ一体何キロ?
いただきもののサツマイモ。施設の物と別品種です。
ビニール袋に入れて持ち運びますが、重みを感じられます。
ご利用者様に持った感覚で重さを予想していただくと、
2.8キロから20キロと、沢山の意見がたちました。
さあ、計測!
結果は....2.96キロ。
ご利用者様も職員も、「案外軽いもんだね。びっくりしたね。」「そうですね。」
「うちの孫や息子が生まれた時の体重くらいかい。」「懐かしいわね、うふふ」
楽しいやら懐かしいやら、そんな秋のひとコマでした。



3.喫茶およりなして~秋のニラ~
畑で収穫した秋のニラです。今年何回収穫したことでしょうか。
ご利用者様による仕分け作業も、お手の物ですね。
さて今回はどう調理しましょう。
やっぱり、ニラといえば、「ニラせんべい」ですね。
ニラをたっぷり入れて焼き上げると、これまた手作り味噌をのせて、完成。
おふくろの味、ふるさとの味、いつ食べても飽きないおやつですね。
ごちそうさまでした。



4.ハッピーハローウィン!!
昨年度よりボランティアさんの受け入れが中断しております。
そんな中、デイサービスで初のハロウィンレクにチャレンジ致しました。
各キャラクターの衣装に仮装した職員が、体操を終えられたご利用者様の
スペースに「夢の国」から参上!
体操の疲れが吹き飛んだかのように、「あれー!」「まあ、似合ってるよ」など
ご利用者様方も今まで目にしたことのない職員の仮装を、大変喜んで下さり、
拍手や笑いがデイホールに湧き上がりました。
日頃テレビ等でこのお祭りのことは御存じの方もいらっしゃり、和やかに
ハロウィンレクを楽しまれました。
関係したすべての職員の方々、ありがとうございました。


5.芸術の秋~もみじパネル制作~
「奥山にもみじ振り分け・・・」の万葉集の一句。
そこからデザインを考え、今月、のんびりと小さなサイズのパネルを制作中です。
「手」から生み出される作品の感動。
ご利用者様が喜ばれる瞬間をこれからも大切にしたいです。



今月も駆け足でご様子をお伝え致しました。
秋の進み方も初秋から晩秋へと足早になってまいりましたね。
ご利用者様の秋の日常がこれからも続きますように、引き続き、感染予防に努めてまいります。
ブログをご覧の皆様も、健康に留意されながら、秋の思い出を大切な皆様と作っていかれますように
お祈り申し上げます。
見上げればかつての入道雲はいずこへと思うべく秋空にはすじ雲が流れ、夜空には仲秋の名月が
輝きました。葡萄に梨、りんごもお手元に届く今日この頃。まさに「天高く馬肥ゆる秋」ですね。
9月のご様子をお伝え致します。
1.祝いの秋~デイサービス 敬老の祝い~
2021年9月15日から9月20日にかけ、敬老のお祝いをさせていただきました。
その中で9月17日(金)は祝賀会を執り行いました。
今年度年祝いの対象となられたご利用者様にセンター長より賞状をお送りし、
お祝いにかえさせていただきました。
式の後のティータイムには茶の湯に精通するセンター長と職員がデイホール内でお茶を点て、
お抹茶とお菓子をご利用者様にごゆっくり召し上がっていただきました。
ご利用者様にとりまして、これからも輝かしい未来でありますよう、ご長寿を寿ぎ、
職員一同心よりお祝い申し上げます。





2.喫茶およりなして
残暑がやわらいだ水曜日の午後、ご利用者様にお料理の時間を楽しんでいただきました。
今月のメニューは「なすのおやき」。
皮をむいた沢山の丸ナス。厚切りし切り込みを入れ、そこに特製味噌を挟み、
更に薄い生地で包みました。そしておまちかねの焼き作業。ホットプレートの上で
コロコロじっくり温めながら、自然と焼き目がつくと、ホール内が香ばしくなっていきました。
思い出一杯、おいしさ抜群の「おやき」の完成です。


3.野菜を育てよう~大根のおろ抜き~
9月初旬、施設の東側の畑に蒔いた大根の種。
外気浴を兼ねて畑に行くと、10日あまりの間に、双葉から本葉へと一気に芽が育っておりました。
農業に精通したご利用者様が、熟練の手順で、葉をおろ抜いて下さいました。
こんなに沢山の命が育っているなんて、生命力の強さに圧倒されます。
「このくらいの間隔があれば大丈夫だろう。また大きくなっていくよ。」
おろ抜いた若葉は、職員が大切に調理致しました。
2年目の大根作り、これからが大きくなる季節ですね。
皆様で成長を見守りながら、育ててまいります。
4.サツマイモの蔓(ツル)から・・・今年も仕分けしました
施設南側のサツマイモ畑はただいま写真のとおり、蔓(ツル)から伸びた葉が少しずつ茂って
まいりました。来月にはいよいよ収穫でしょうか?
デイホールにはセンター長のサツマイモ畑で採った蔓が沢山届けられ、
今年もご利用者様と楽しい仕分け作業を行いました。
「まあいい色してるね。」「葉っぱもでっかいし、茎も丁度いい丈だね。」
「蔓絡まってて取れないわね・・・職員さんお願いね。」「はい、わかりました。」
「茎はやっぱりきんぴらにするのが美味しいわね、ははは。」
手際よく作業しながら、コミュニケーションもとられ、笑顔一杯な時間でした。
丸裸になったサツマイモの蔓は、軟らかいうちにリースにと形を整えました。
秋の畑仕事、今日はいろいろな加工が出来ました。
知らないうちに心が疲れたと感じるそんな時、だれもがこんなふうに自然にふれる時間が
あるといいですね。


9月の便り、駆け足でお伝え致しました。
9月も残りわずかですが、ステイホームの昨今、秋の夜長、それぞれご自分やご家族を
労わって、明日の為にお過ごしいただければと思います。
これからも他職種連携し、デイサービスも秋本番の中、日々成長していきたいと存じます。
ブログをご覧の皆様、どうぞご自愛下さいませ。
|
特別養護老人 ホーム フランセーズ悠 こうしょく |
|||
|
〒387-0006 長野県千曲市大字粟佐1177 TEL 026-273-6370 E-mail koushoku@hakuyukai.com |
||||



